西武時代の“水と油”再現 工藤&伊東両監督ピリピリムード

公開日: 更新日:

 握手をする手に渾身の力を込めてなかったか。

 8日に開幕するCSファーストステージ。昨7日はソフトバンクの工藤監督(53)とロッテの伊東監督(54)が、会見に出席。それぞれ、「みんなで熱く、一つになる」(工藤監督)、「失うものは何もない」(伊東監督)と意気込みを述べた。

 写真撮影では握手をした2人だが、会見中は言葉を一切かわさず。ピリピリしたムードが漂っていた。

 さすが勝負師――とみる向きもあるが、「あの2人は水と油だから」とは西武OBだ。

「工藤は現役時代、森監督の管理野球に反発。『ヒジが痛いんで降板します』と言っては首脳陣を困らせていた。そこへいくと伊東は森監督に従順だった。性格も奔放で新人類と呼ばれた工藤と、ムッツリの伊東では正反対。もっとも、打たれた時はそれぞれ『配球がおかしい』『コントロールミス』と、自分の責任を棚に上げるところは共通していたけど」

 共に負けられない一戦というわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑