日本OP初V松山英樹 “ボギー後バーディー狙い”に成長の跡

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【日本オープン 最終日】

「成長した姿を日本の皆さんに見せたい」と、4年ぶりに本大会出場の松山英樹(24)が米ツアー2勝の貫禄を見せて勝った。

 4アンダー単独首位発進の最終日は前半に4バーディー、2ボギーとスコアを2つ伸ばし、2位とはスタート時の1打差から4打差に開いてターン。この時点で松山の勝利はほぼ決まり、といってもおかしくなかった。

 折り返して1バーディー、2ボギーと1つスコアを崩したが、追い上げてくる選手もなく、終わってみれば2位とは3打差と楽々の逃げ切りだった。

 現地で取材した評論家の菅野徳雄氏が「筋書き通りの結果になった」とこう続ける。

「日本ツアーの選手はタフなコース設定にスコアを維持するのがやっとだった。しかし松山はラフを恐れずに、グリーンまで短い距離ならば深いラフからでも狙っていた。それは当たり前の話で、米ツアーのラフは粘りのあるベント芝ですが、日本のコーライ芝はヘッドの抜けがよく楽だったんでしょう。優勝がほぼ決まり、決して手を抜いたとは言いませんが、12番から3連続で短いバーディーチャンスを外したのは問題だった。あれを当たり前のように決めたら、もっと米ツアーでも勝てるはずです」

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