FA陽岱鋼モテモテの背景 プロ野球は台湾選手だらけに?

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 そんな背景があるだけに、陽の実力はもちろん、台湾市場拡大のコンテンツという付加価値も大きく評価されているようなのだ。

 台湾市場を狙っているのは、陽獲得に熱心な球団に限らない。

 今年1月、パ6球団の合弁会社はFOXスポーツ台湾と3年間の放映権契約を結び、8月には台北で行われたFOXスポーツ台湾主催のスポーツフェスで楽天対日ハムのパブリックビューイングを開催。今季だけで260試合以上が台湾で放送された。

 日本国内のプロ野球人気が頭打ちという事情はあるにせよ、台湾市場が魅力的なのは間違いない。台湾から日本に押し寄せる観光客の数は年々増加しており、昨年は約367万人で前年より30%増。今年も10月までで、すでに358万人以上が訪日している。

 今後も日本のプロ野球界では台湾人選手が増えそうな勢い。そのうち台湾で公式戦を開催する日が来るかもしれない。

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