福岡国際もローカル大会に 日本マラソンが陥る“負の連鎖”

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 箱根駅伝を連覇している青学の原晋監督は、20年五輪をステップに24年五輪で好成績を狙うべきと言っている。

「残された時間を考えればそれが現実的だが、せっかく東京で五輪をやるわけですから、ステップレースでは国民もがっかりする。せめて1人ぐらい入賞(8位以内)してほしい。メダルは無理でも、東京五輪は男女とも選考レースから異常な盛り上がりを見せるのは間違いない。理解のある複数企業に資金を出してもらい、大学生の受け皿をつくり、海外遠征などで強化した方が可能性はある」(前出の関係者)

 アフリカの強豪と競うことのないドメスティック競技で盛り上がっているうちは、日本のマラソン復活は絶対にない。

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