中日・落合GM 任期切れを前に恒例の新人食事会欠席の波紋

公開日: 更新日:

 落合GMが監督時代に重要視しなかったファンサービスにも力を入れている。昨12日の新入団発表で披露された新ユニホームは、ファンの意見を参考にした。胸のロゴは落合時代のものではなく、星野監督時代などで使われていた筆記体を採用。

 森監督はこの日、「地元、ファンあってのプロ野球」と発言したが、それは落合監督、落合GMが最も蔑ろにしてきた部分だ。

「秋季キャンプでは外野席を開放し、自らサイン会を開いた。落合GMが毛嫌いされている地元財界についても、スズキの鈴木会長らと良好な関係を築くつもり。観客動員、シーズンシート販売に直結するだけに抜かりはないようだ」(前出OB)

「森繁流」が浸透するほど、落合GMの存在意義はなくなる。来年1月の任期切れを前に、オレ流不要論がますます広がりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差