遠藤もトバッチリ? 追手風部屋移籍の裏にドロ沼派閥争い

公開日: 更新日:

 22日にマスコミが一斉に報じた、追手風部屋の伊勢ケ浜一門離脱。考えの相違などから、今後は時津風一門に移籍するという。

 過去にも部屋ごと一門を移籍した例はある。今年5月、出羽海一門だった千賀ノ浦部屋が貴乃花一門に移ったばかりだ。移籍のほとんどが派閥争いや、理事選絡み。ある親方は「今回の追手風親方(元幕内大翔山)も同じではないか」と、こう話す。

「いわゆる『貴乃花一派』への鞍替えでしょう。時津風一門は時津風親方(元幕内時津海)を筆頭に、貴乃花理事(元横綱)のシンパが多い。いわば同盟関係にあり、今年1月末の理事選でも、時津風一門は多くの票を流しましたからね。ただ、貴乃花一門への移籍では露骨すぎる。時津風一門を興した大横綱・双葉山は、追手風親方が現役時代に所属した立浪部屋の先輩にあたる。理由としてはちょうどいいのではないか」

 しかし、伊勢ケ浜一門のトップである伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は前回の理事選で貴乃花一派と手を組んだ“反体制派”だ。なぜ追手風親方は袂を分かったのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾