遠藤もトバッチリ? 追手風部屋移籍の裏にドロ沼派閥争い

公開日: 更新日:

 22日にマスコミが一斉に報じた、追手風部屋の伊勢ケ浜一門離脱。考えの相違などから、今後は時津風一門に移籍するという。

 過去にも部屋ごと一門を移籍した例はある。今年5月、出羽海一門だった千賀ノ浦部屋が貴乃花一門に移ったばかりだ。移籍のほとんどが派閥争いや、理事選絡み。ある親方は「今回の追手風親方(元幕内大翔山)も同じではないか」と、こう話す。

「いわゆる『貴乃花一派』への鞍替えでしょう。時津風一門は時津風親方(元幕内時津海)を筆頭に、貴乃花理事(元横綱)のシンパが多い。いわば同盟関係にあり、今年1月末の理事選でも、時津風一門は多くの票を流しましたからね。ただ、貴乃花一門への移籍では露骨すぎる。時津風一門を興した大横綱・双葉山は、追手風親方が現役時代に所属した立浪部屋の先輩にあたる。理由としてはちょうどいいのではないか」

 しかし、伊勢ケ浜一門のトップである伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は前回の理事選で貴乃花一派と手を組んだ“反体制派”だ。なぜ追手風親方は袂を分かったのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁