どこよりも早いパ新人王予想 “流しのブルペン捕手”が占う

公開日: 更新日:

 16年ドラフトで5球団が競合した創価大・田中正義ソフトバンク)をはじめ、投手を中心に逸材揃い。今季の新人王争いは激しくなりそうだが、ルーキーが順当にタイトルを獲得するのか、急成長した若手が台頭してくるのか。流しのブルペンキャッチャーとしてお馴染み、スポーツライターの安倍昌彦氏に、セ・パそれぞれの新人王を予想してもらった。

 ◇  ◇  ◇

 この2人のどちらかだろうと、すぐに名前が思い浮かんだ。

 ロッテ1位の佐々木千隼(桜美林大)、西武3位の源田壮亮(トヨタ自動車)。彼らによる一騎打ちとなる可能性が高いとみている。

 佐々木は投手としての能力もさることながら、大学時代は首都大学リーグの東海大、日体大など強豪相手に揉まれながら成長。明治神宮大会では明大に敗れはしたが、準優勝だった。味方がなかなか点が取れない試合があっても、あまり調子が良くない試合であっても、粘り強く投げ続けるタフな精神力がある。1年間投げ抜く体力を不安視する声もあるものの、ハートが強い彼なら大崩れすることなく10勝はマークすると思う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘