メジャー不参加の侍J投手陣はダルが“心のよりどころ”

公開日: 更新日:

■前回大会は松坂がアドバイス

「日本人選手の成長を後押ししたいダルは、アドバイスを求める選手には惜しみなく知識と経験を伝授するつもりでいる。大谷ら自主トレ組、元同僚の宮西(31=日本ハム)らは、困ったことがあれば電話やSNSで直接、話が聞ける。ダルと面識がない投手も、大谷らを通じて話をすることも可能でしょう。中でも大谷は、先発起用が基本も、決勝ラウンドに進出した場合は抑え起用もあり得る。ダルは09年決勝ラウンドで火消し役を務めており、経験に基づいた話は参考になるはずです」(マスコミ関係者)

 前回大会も日本人メジャーリーガーは不参加となったが、決勝ラウンドを戦う米国での決起集会に、WBC出場経験のある松坂大輔(36=当時インディアンス)らが合流、アドバイスを送った。

「日本が決勝ラウンド(ロサンゼルス)に進出した場合、本戦に備えてアリゾナで練習試合を行う予定。その時期、レンジャーズが同地でオープン戦を行っており、状況次第ではダルと侍投手たちが現地で直接会うことも不可能ではない」(前同)

 侍投手陣にとって、ダルの存在が心のよりどころになるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態