巨人新助っ人マギーに懸念噴出 「体つきが別人」の声も

公開日: 更新日:

 4番候補の新外国人、ケーシー・マギー(34)が6日、ランチ特打を行った。楽天時代の13年に28本塁打、93打点で球団初の日本一に貢献した打棒はしかし、明らかに迫力不足。柵越えは強風に乗った3本にとどまった。キャンプ初日に村田ヘッドコーチが「芯に当てる確率は高いよな。打球が飛ぶ?そうか? 陽岱鋼の方が飛んでいたように見えたけどな」と印象を語っていたが、視察したネット裏のスコアラーもこう言った。

「バットがしっかり振れていない。今の時期だから意識的にミート中心でやっているのか、パワーが衰えて鋭く振り切れないのか。見極める必要があります。三塁の守備は普通レベル。でも、大枚をはたいた助っ人ですから、最初は三塁で使うんじゃないですか。村田は守備がうまいから、もったいないですけどね」

 確かに大枚だ。年俸はおよそ2億円。一塁の阿部、三塁の村田とポジションを争い、周囲は4番の可能性もあるとみている。が、首脳陣はそこまでの期待はしていないという話もある。

「楽天を1年で退団し、メジャー復帰した14年こそ打率.287、4本塁打、76打点でカムバック賞を受賞したものの、その後の2年はさしたる成績を残していない。高橋監督もベテラン阿部、村田の刺激剤になってくれればという感じ。代打要員か外国人枠の関係で二軍落ちの可能性も大いにあります。“保険助っ人”の意味合いで、それに2億円ですから、確かに太っ腹ではありますが……」(放送局関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋