改めて考えた…WBCは何のため、なぜこの時期に行うのか?

公開日: 更新日:

「例えば連覇した第2回大会の収支は、優勝賞金の2億6000万円が加算されてようやくトントン。ベスト4に終わった第3回大会は、数千万円の赤字だったと聞きました。代表の運営、練習試合や移動に要するコストはかなり大きい」とは球界関係者だ。

 それでも第1回大会のキューバとの決勝戦の視聴率は43.4%。各球団のトップクラスの選手が参加、大会期間中は猫も杓子も日の丸を振って大騒ぎの日本に対し、一流どころの投手がほとんど出場を見送る米国はWBCの視聴率が1%にも満たない。準決勝以降の会場とシステムを提供して日本を心地よく遊ばせる代わりに、テラ銭はガッポリ頂きますよというのが米国のスタンスなのだ。

「米国内でWBCは今回を最後にしようという動きがあったのは、メジャーリーガーを抱える各球団の負担が大きいからです。ケガに備えて選手にかける保険はバカにならないし、保険で年俸の一部は賄えても戦力面のダメージは計り知れませんからね。それでも次回以降、WBCを存続することになったのは、マイナス面を差し引いても得るものが大きいということでしょう」(鈴村氏)

 かくして日本は今後も米国を喜ばせ続けることになる――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に