改めて考えた…WBCは何のため、なぜこの時期に行うのか?

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 2日、京セラドームで行われたWBC日本代表の練習に、侍ジャパン唯一のメジャーリーガーである青木が合流した。

「ほとんど打ち損じがない。さすがのバットコントロールだと思った」

 フリー打撃を見守った小久保監督はそう感嘆すると、起用法にも言及。7日の本大会開幕に向けた最後の強化試合となる3日の阪神戦、5日のオリックス戦で「1番・中堅」に起用する。メジャー6年目、ア・ナ両リーグでプレーし、ライバル国のメジャー選手を熟知する日本代表最年長選手は、ヤクルト時代に2度のWBC優勝も経験。心強い存在には違いないだろうが、一方で3人しかいない捕手の1人、嶋の故障という不安は解消されていない。

 楽天でのキャンプから引きずる下半身の張りの影響で、いまだに実戦での調整を見送っている嶋はこの日、「まだ全力でパフォーマンスが出せない」と深刻な表情。代表内では西武炭谷銀仁朗(29)を代替招集する案も浮上している。

 小久保監督は、3日からの強化試合で守備に就けるかどうかを判断材料にするとしたが、プロ野球の開幕(3月31日)より1カ月も前倒しして調整している以上、故障のリスクはどの選手にもつきまとうだけに厄介だ。

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