侍Jと2次Rで対戦 オランダとイスラエルには曲者ズラリ

公開日: 更新日:

■ユダヤ系オーナー、GMにアピール

 一方、1次ラウンドで韓国と台湾を下したイスラエルには、オランダのようにイキのいいメジャーリーガーはいない。

 韓国戦に先発して好投したマーキーは、かつてカージナルスのエースとして活躍、メジャー通算124勝を挙げた右腕。同じく韓国戦に代打出場して二塁打を打ったデービスは、12年にメッツで32本塁打した。言ってみれば「昔の名前」で出ている連中だ。

 台湾戦で本塁打を打ったフレイマンとラバンウェイ、1番・中堅のフルドはいずれもマイナーリーガー。いまが旬のメジャーリーガーがいないことは、しかし、「強みでもある」と、前出の友成氏がこう言った。

「若いマイナーリーガーも含めて、彼らには今大会で活躍してメジャーに昇格したい、復帰したいというモチベーションがある。韓国戦で好守備を見せてチームを勝利に導いたフルドもそう。同じユダヤ系米国人のオーナーやGMに自分たちの存在をアピールしたいという思いは強いでしょうし、チームの団結力が強い点も戦ううえでプラスになる。日本にとっては手ごわい存在になると思いますね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘