中田が千賀が目を輝かせ 侍Jメジャー流出が急加速の恐れ

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「こっちの球場の雰囲気はやっぱりいいですね」

 日刊ゲンダイの記者に中田翔(27・日本ハム)がしみじみとこう言った。22日に準決勝(米国戦)を戦った代表選手が、敗れはしたもののメジャーの魅力に引き込まれていたのだ。13年WBCに出場、昨年は日本ハムのアリゾナキャンプに参加した中田が続ける。

「改めて感じるのは、選手もファンもそうですけど、楽しそうに野球をやっているということ。こういうところでプレーしていると、野球を楽しむ気持ちが湧いてくるというか。ここでプレーすると、気持ちが高まる選手が多いというけど、自分もそう思います」

 今年2月、日刊ゲンダイがメジャー挑戦について尋ねると、「そこまでのレベルに達していない。今は全くないです」と語っていたが、「もともとメジャーへの思いはなかったわけではない」と、トーンが変わってきた。21日の練習はユニホームのズボンをクラシックスタイルに変更。「こっちの方が動きやすい。超ラクです」と笑顔を見せた。

 二塁手として走攻守にわたる活躍でメジャー球団からの評価がうなぎ上り。練習、プレー中にメジャーリーガーのようにひまわりの種をほおばる菊池涼介(27・広島)はこう言った。

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