強化試合後に監督が声を 筒香にドジャースもう“挨拶攻勢”

公開日: 更新日:

「ヘイ、ツツゴー」

 日本時間の20日、ドジャースとの強化試合でサヨナラ負けを喫した直後のことだった。

 クラブハウスに引き揚げるため、日本代表の面々と三塁側のファウルゾーンを歩いていた筒香に声がかかった。日本の主砲はこの日の試合でも2本の二塁打を放つなど好調を維持。メジャーのレギュラークラスと比較しても遜色ないスイングスピードとパワーを見せつけたその筒香をわざわざ待ち受け、呼び止めたのは、ドジャースの日本人スタッフを従えたデーブ・ロバーツ監督(44)である。

 沖縄県那覇市生まれのこの日系人監督に突然、声をかけられた筒香は一瞬、戸惑ったような表情を見せた。それもそのはず、名前を呼ばれたのは筒香だけ。誰? と驚いたのは当然だが、相手が名門球団の指揮官だと分かるや、にわかに表情を崩した。通訳を交え、互いに笑みを浮かべて、立ち話。話の中身までは分からないが、ロバーツ監督が筒香のガッシリした二の腕を確かめるように触れるシーンも。最後には、筒香が自ら携帯電話を取り出し、ツーショットの記念撮影を行った。接触したのは3分ほどだったが、挨拶だけというには長い時間だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?