鳥谷のエラー誘う激走 竜ドラ2京田は“真面目な松田宣浩”

公開日: 更新日:

 高校球児さながらのヘッドスライディングで試合を決めた。

 19日、中日ドラフト2位・京田陽太(23=日大)が阪神戦でサヨナラ勝ちのヒーローとなった。九回2死二、三塁の場面で打席が回り、3球目に打った打球は三塁線へ。俊足ルーキーの全力疾走に焦った鳥谷がファンブル。決死のヘッドスライディングでセーフになり、うつぶせのままガッツポーズを見せた。

 お立ち台で「持ち味は足なので、しっかり全力疾走しました」と話したヒーローは、この日のスタメンで唯一の新人。奈良原内野守備走塁コーチは「脚力と打力は十分にある。あとは守備面。足を使わずに手で捕りにいってしまう。足をもっと生かしてミスを減らせば『走攻守』三拍子揃った選手になれる」と言う。その課題だという守備については、本人も自覚がある。

■「目指す選手は鳥谷さん」

 春季キャンプ中は毎日、コーチからのアドバイスや自分が気になったことを日記につけ、寝る前と翌朝に見返した。中でも、森脇内野守備走塁コーチからの「金言」によって意識を変えられたという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々