錦織&チャン師弟関係続く理由 テニスジャーナリスト分析

公開日: 更新日:

 だから伸び悩んでいる錦織も……というわけだったが、テニスジャーナリストの塚越亘氏は、「おそらく錦織選手はマイケル・チャンの話しか聞きません」と言ってこう続ける。

「2人は粘り強いストローク戦を得意とするプレースタイルが似ていることもありますが、一番の理由は性格です。2人とも真面目でテニスに対してストイック。ベンチに座って口だけで偉そうに教える指導者もいるが、マイケルは実際に体を動かし、ボールを投げ、錦織の能力を引き出すためのメニューを考えている。こういう指導者でないと、錦織選手は真剣に話を聞きません。コンビを組んで今年は4年目。結果が出なければ雑音も多くなるでしょう。手首の故障もあって、今が一番大事な時期です。私は2人の師弟関係を信じてもう少し見守りたいです」

 正念場のシーズンになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景