W杯優勝を手土産に ジョーンズHCに“日本出戻り”プラン

公開日: 更新日:

 ラグビー界を代表する名将が日本への復帰を画策しているという。

 2015年イングランドW杯で日本代表を指揮した、エディー・ジョーンズ現イングランド代表ヘッドコーチ(HC=57)のことだ。

 15年12月、イングランド代表HCに就任してから、低迷するラグビーの母国を立て直し、テストマッチ18連勝を達成(世界ランキング2位)。19年大会の1次リーグでは、同6位のフランス、同9位のアルゼンチンと同組となり「死のグループ」に入ったが、大会2連覇中で同1位のニュージーランドと並び、優勝候補に挙がっている。

 イングランドに03年豪州大会以来、2度目のウェブ・エリス・カップ(優勝杯)をもたらせば、ラグビー界で揺るぎない地位を築ける。他国から代表HCとしてオファーが舞い込む可能性もあるとはいえ、ジョーンズHCの狙いは日本への出戻りだという。

 15年大会終了後は、その手腕が注目を集め、テレビ番組やイベント、講演会などに引っ張りダコ。組織づくりや人材育成に関する著書も多数出版した。注目度はいまだ衰えることなく、イングランド代表活動の合間を縫って、日本での副業に精を出している。ジョーンズHCにとって日本は格好の稼ぎ場所なのだ。夫人が日本人ということもあってか、日本代表HC退任後も、都内にマンションを所有しているそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘