全米OPまで出場1大会のみ 松山英樹の“調整法”に疑問の声

公開日: 更新日:

 松山英樹が日本人最高の世界ランク3位からたった1週間で4位に転落した。22位に終わったプレーヤーズ選手権翌週のAT&Tバイロン・ネルソンを欠場し、その試合で2位のJ・デイに抜かれたのだ。

「世界ランク上位プロは1位D・ジョンソンの獲得ポイントが抜きんでていますが、2位R・マキロイから3位J・デイ、4位松山、5位H・ステンソン、6位S・ガルシアまで肉薄しており、高ポイント大会で上位に入ることですぐに順位が変わります。3位から4位への転落はたいした問題ではありません。今の松山に一番必要なのはメジャータイトルです。世界ランクトップ9でメジャー未勝利は松山だけ。世界ランクが何位であろうとメジャーに勝たないことには、海外のゴルフファンに広く認識されない」(米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏)

 メジャーに勝てば世界ランク加算ポイントは100。6月15日開幕(~18日)の全米オープンに勝てば、世界ランク2位浮上の可能性も出てくる。

 松山はバイロン・ネルソンに続いて今週のディーン&デルーカ招待も欠場する。世界ランクトップ10のうち出場するのは6位S・ガルシア、7位J・スピースの2人だけ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」