55位発進の石川遼 父・勝美氏に聞いた「今後」どうする?

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【バレロテキサスオープン】

 ここ3戦連続予選落ちの石川遼(25)が、3年ぶりに出場した今大会。

 初日は5バーディー、4ボギーの71で回り1アンダー55位発進だった。

 今季は公傷制度を利用して20試合に出場でき13戦目。シード獲得には昨季ポイントランク125位(454ポイント)以上がラインになり、腰のケガでツアーを離脱する前に55ポイントを稼いでいるために399ポイントがノルマになる。しかし今季12試合で稼いだのは135ポイント(ランク136位)に過ぎない。

 賞金額による出場チャンスも残されるが、いずれにしろ何度か優勝争いに絡まない限り、厳しい状況にあるのは間違いない。あと8試合あるとみるべきなのか、あと8試合しかないとみるべきなのか、判断が難しいところだ。

■「腰が痛いというトラウマが消えた」

 今後どうするのか父親の石川勝美氏に聞いた。

「一ファンとしては日本ツアーでやってもらいたい。(ツアーの)半分ぐらいには出て欲しいと思っている。(来季の)シードを落とすことになれば、本人もそこで考えるでしょう。プロゴルファーはお客さんの前でゴルフをし、力を発揮して優勝するのが最大の目標。それはどこでやっても同じ。ただ最高のステージは米PGAツアーであり、そこで遼がやりたいというのはやむを得ない。腰を痛めて昨年8月から復帰してゴルフが良くない。私から見たらひどいゴルフ。腰が痛くならないようなスイングをして国内で成績を出したけど、それではダメだと頑張っている。今、やっと腰が痛いというトラウマが消えた。万全の態勢で自分の能力を100%出せるようにならないと、日本でも米国でも通用しませんよ」

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