ビッグネーム次々予選落ち 全米OP今年は大荒れの大会に

公開日: 更新日:

【全米オープン 2日目】

 全米オープンはメジャー4大会の中でも、もっとも設定がタフなことで知られる。優勝スコアは例年ならイーブンパー前後になり、ボギーをたたかないガマン大会というのが普通だ。

 だから優勝候補には、実績と経験豊富なビッグネームの名前が挙げられる。

 ところが今年はスコアが大きく伸びる展開になり、またビッグネームが相次いで2日間で姿を消していくという意外な展開になった。

 世界ランク1位につけるD・ジョンソンは4オーバー92位、同2位R・マキロイは5オーバー102位、同3位のJ・デイは10オーバー144位とトップ3が決勝に進めなかった。

 ジョンソンはマスターズ直前に階段から足を滑らせて欠場するなど、不振が続いており、マキロイは今年初めに肋骨の疲労骨折でツアーを離脱していた。デイは重篤な母親の看病でオフにまともなトレーニングができずに調子を落としている。

 さらにマスターズ2勝のB・ワトソンをはじめ、メジャータイトルを持つA・スコット、H・ステンソン、C・シュワーツェル、J・ローズ、G・マクダウェル、J・ダフナーも姿を消し、寂しい大会になってしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗