ロッテの“監督手形”は失効か…井口資仁の気になる引退後

公開日: 更新日:

 古巣のソフトバンクは、工藤監督が19年までの契約を結んでいる。井口の入る隙はないように思えるが、実はそんなことはない。ある球団OBは「もし、井口が戻ってくるなら大歓迎でしょう」と、こう続ける。

「工藤監督の采配はかねて疑問視されており、最近では専門外の打線も独断で決めることがある。昨季のようなV逸があれば、進退問題になる可能性がある。ホークスOBには小久保や城島らがいるが、いずれも監督にはなれません。小久保は自身の右腕とも頼む人物が王球団会長と折り合いが悪く、釣り好きの城島はすでに漁師に“転職”。現役晩年にチームを振り回した松中も、監督の可能性はゼロ。その点、井口は知名度、人気ともに十分。メジャーでも活躍したので、世界戦略を展開している親会社にとっても、米国でのいい宣伝材料になる。ポスト工藤の最有力候補です」

 渋チンのロッテと、潤沢な資金を誇るソフトバンク。どちらがいいか、考えるまでもないだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」