交流戦ソフトバンク3連覇 セ・パ“実力差”なぜ埋まらない

公開日: 更新日:

「セ主催試合では投手が打席に立つので、本来交流戦はセ有利、パ不利のはずなんですが……」

 こう話すのは、評論家の山崎裕之氏だ。

 18日、ソフトバンク広島を下し、交流戦3連覇を達成した。これにショックなのが、セ・リーグだろう。

 現在のソフトバンクは昨季2ケタ勝利をマークした先発3本柱に加え、内川、デスパイネの4番、5番コンビも負傷し、一軍にいない。飛車角どころか金銀落ちのソフトバンクを止められず、セの首位広島が最後の最後でトドメを刺された。そんな強敵も、パでは楽天の後塵を拝する2位。セ・パの実力差は開く一方だ。

■リーグ対抗戦成績は珍しく拮抗したが……

 05年に始まった交流戦は今年で13年目。うち、セが勝ち越したのは09年のたった一度しかない。今季は珍しく、最終戦の段階でセにも逆転の目はあった。この日の6試合を残して、セは49勝、パは52勝。つまり、セが5勝1敗以上なら09年以来となる勝ち越しだったが、広島、阪神ヤクルトが敗れたことでそれもついえた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議