ヘント久保裕也が野心 欧州4大リーグ「チャンスあれば」

公開日: 更新日:

 1月に移籍したベルギー1部・ヘントで17試合11得点の大爆発。日本代表新エースの呼び声も高き23歳のストライカー久保裕也が、30日午前に勝負の2年目に向けて渡欧した。成田空港で直撃した。

 ◇  ◇  ◇

「昨季は(チーム合流がシーズン途中の)冬からだったけど、今季は夏の最初からいける。よりうまく馴染めるかなと。シーズンを通してずっと結果を出し続けられたらいい」とオフ期間は休養に充てた若武者は、頭を丸刈りにして気合を入れ直した様子だった。

 まずはヘントで始動するが、夏の移籍期間は8月末まで。すでにポルトガル1部の強豪ポルト移籍の話も浮上している。本人も「チャンスがあれば(移籍)したい」とビッグクラブ行きの野心を隠さない。欧州4大リーグ参戦が現実になる可能性もありそうだ。

 ドイツ語が堪能な久保であれば、たとえば香川真司所属のドルトムントに行っても、すぐに適応できるはず。今後の動向が注目されるが、その先には当然、2018年ロシアW杯出場という大目標がある。8月31日にオーストラリアと、9月5日にサウジアラビアとW杯予選を戦うが、本人は「オーストラリアとは対戦したことがないのでフレッシュな気持ちで臨めると思う」と臆することなく言う。とはいえ6月のW杯予選イラク戦では、不慣れな左サイドで起用されて不発に終わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも