日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

4安打3打点の大活躍 阪神上本のしぶとさ“ヘビ”のごとし

 阪神の上本(31)は実にしぶとい選手だ。

 11日の中日戦で三回に勝ち越しの本塁打を放つなど4安打3打点で勝利に貢献。「僕だけじゃなくチーム全員がつなぐ気持ちでいった結果」とあくまで謙虚だった。

 打率.298、5本塁打、22打点で二塁レギュラーに定着する上本は開幕前、激しいポジション争いを制した。助っ人のキャンベル、新人の糸原、2年目の板山、北條に遊撃を追われた鳥谷、外野から再コンバートの大和までもが参戦する中、オープン戦で打率.350をマークし、開幕スタメンを勝ち取った。

 08年のドラフト3位で入団して9年。これまで幾多の荒波を乗り越えてきた。和田前監督が就任した12年は二塁定着が期待されるも、オープン戦で左ひじを故障。シーズン終盤に1番に固定されたが、同年オフにメジャー帰りの二塁手・西岡が加入。13年は控えに追いやられた。選手会長に就任した14年、西岡の故障で自己最多の131試合に出場。しかし、レギュラーを掴んだ直後の翌15年8月、守備の際に再び故障。金本監督が就任した16年は西岡、大和との二塁争いに敗れると、6月には腰痛でリタイア。45試合出場にとどまり、オフには自ら志願して背番号を「4」から「00」に変更していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事