2位阪神と3差 ベイ悲願のCS本拠開催は「雨と連戦」が敵

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 14日現在、2位阪神と3ゲーム差の3位につけるDeNA。球団創設6年目を迎え、悲願の2位通過でのCS本拠地開催は手の届くところに来ている。

 阪神との直接対決は残り8試合。9月24日から29日の間に5試合が組まれている。13日の試合はドラフト1位左腕の浜口(神奈川大)が6回1失点の好投で、阪神相手に3戦3勝と相性の良さを見せ、主砲の筒香が2本塁打を放って復調気配を見せた。首脳陣は阪神戦に浜口をぶつけることも想定しているようだが、問題は天気だ。DeNA内では「雨が怖い」という声が出ているのだ。

 8月はドーム球場での試合が6試合しかなく、ただでさえ雨天中止のリスクを抱えている。チームはすでに、リーグ最多タイの6試合が雨天中止。最終盤の9月23日から10月1日までの9日間で8試合(3連戦と5連戦)を戦う過酷な日程になっている(中止になった8月1日の中日戦は未定試合)。

「15日からの中日3連戦はすべて雨予報。これからは台風の季節になる。去年は8月15日以降に3試合が中止になった。これ以上中止が増えれば、シーズン最終盤はほぼ休みなしで戦わざるを得なくなる。ただでさえ、完投できる先発投手が今永くらいで、先発が短いイニングで降板する試合が増えている(8月の先発投手平均投球回は5.6回)。必然的にリリーフに負担がかかっている。8月は屋外球場の試合が多く、中止を挟むのは悪くはないが、それ以上に連戦をできるだけ避けたいところです」(チーム関係者)

 シーズン残り39試合。先発が今まで以上に奮起するのが先決だ。

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