結婚と第1子誕生はプラス 松山英樹メジャーVの“必須条件”

公開日: 更新日:

 本来なら、全米プロの優勝会見で結婚と子どもの誕生を発表したかったことだろう。今後は当分、妻子を日本に置いての戦いとなる。「まだまだ未熟な私たちですが、力を合わせ、目標を達成するために努力してまいります」との決意もコメントした松山にとって、最大の目標とはメジャー大会の優勝に他ならない。

■「ルーティンについては再考を」

 今回の全米プロは、最終日に一時はトップに立ちながら、自滅しての5位。世界ランクは再び2位に上がったものの、ならば、悔しい思いをした全米プロから学ぶこともあるはずだ。

 ところが、敗戦直後の松山は、「これを次に生かしたいが、何をすれば勝てるのかわからない。一生懸命練習したいと思う」と言ったから不安である。

 J・スピース(24=世界ランク3位)やJ・デイ(29=同8位)といったメジャーホルダーたちは「試合後も最後までパッティンググリーンにいるのはいつもヒデキだ」と、その練習量に舌を巻く。フィジカルトレーニングを怠らず、ドライビングレンジやパッティンググリーンで周囲が呆れるほどボールを打っても、全米プロの松山はメジャータイトルに手が届かなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 3

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  4. 4

    内部で新たな不倫騒動発覚!日刊ゲンダイの問い合わせには「ゼロ解答」、お粗末フジ会見と酷似

  5. 5

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  1. 6

    度重なるトラブル…松山英樹の「マナーの悪さ」海外でも評判に

  2. 7

    日本女子5人目のメジャー制覇! 西郷真央を“職人”たらしめる「ゴルフ脳」と逃げない心

  3. 8

    笹生優花、西郷真央、原英莉花らを輩出したジャンボ尾崎アカデミーは「ゴルフ教室」にあらず

  4. 9

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  5. 10

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動