結婚と第1子誕生はプラス 松山英樹メジャーVの“必須条件”

公開日: 更新日:

 本来なら、全米プロの優勝会見で結婚と子どもの誕生を発表したかったことだろう。今後は当分、妻子を日本に置いての戦いとなる。「まだまだ未熟な私たちですが、力を合わせ、目標を達成するために努力してまいります」との決意もコメントした松山にとって、最大の目標とはメジャー大会の優勝に他ならない。

■「ルーティンについては再考を」

 今回の全米プロは、最終日に一時はトップに立ちながら、自滅しての5位。世界ランクは再び2位に上がったものの、ならば、悔しい思いをした全米プロから学ぶこともあるはずだ。

 ところが、敗戦直後の松山は、「これを次に生かしたいが、何をすれば勝てるのかわからない。一生懸命練習したいと思う」と言ったから不安である。

 J・スピース(24=世界ランク3位)やJ・デイ(29=同8位)といったメジャーホルダーたちは「試合後も最後までパッティンググリーンにいるのはいつもヒデキだ」と、その練習量に舌を巻く。フィジカルトレーニングを怠らず、ドライビングレンジやパッティンググリーンで周囲が呆れるほどボールを打っても、全米プロの松山はメジャータイトルに手が届かなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」