WGCよりグリーンは高速…松山の全米プロVはパターがカギ

公開日: 更新日:

 これほど期待されてメジャーに臨むのは初めてだろう。10日開幕の全米プロゴルフ選手権(クエイル・ホロークラブ=米・ノースカロライナ州、7600ヤード・パー71)に5年連続出場する松山英樹(25)。これまで予選落ちは一度もなく、昨年大会は4位。先週のWGCブリヂストン招待最終日に、タイガー・ウッズの大会記録の61に並ぶスコアで圧勝し、米ツアー公式サイトの優勝予想では1番手に挙げられた。

 BS招待最終日は、課題とされるパッティングが面白いように決まり、あの日のプレーを見る限り、ファンが日本人初のメジャー優勝を期待するのはよく分かる。

 しかし、グリーンの芝質が違えばパッティングのタッチはガラリと変わるのがゴルフだ。2、3メートルのパットが入らず、イライラが募るかつての松山に戻ることも考えられる。

■改修でバミューダ芝に張り替え

 このコースは16年までウェルズ・ファーゴ選手権の会場だった。その後、コースをクローズして今大会のために改修された。1番は、かつての1番と2番を合体させ、約540ヤードの右ドッグレッグのパー4に。さらに、パー設定が変更されたホールや、11番のようにバンカーを増やしたホールもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」