具志堅戦も裁いた伝説のレフェリー 山中慎介の敗因を解説

公開日: 更新日:

 13回連続防衛を達成した具志堅氏と、果たせなかった山中。ジュニアフライ級(現ライトフライ)とバンタム級の違いはあれど、両者の差は何か。

「私は具志堅の世界戦を5回ほど裁きましたが、彼はディフェンスやフットワークにも長けていた。それが具志堅にあって、山中にないもの。山中はあまり足を使わず、ダッキングもあまりしない。打たれるとカッとなるのか、下がらずに前に出て、さらにパンチを食らう悪癖もある。今は世界王者ともなれば、年に1、2回しか試合をしない。世界戦の合間にノンタイトル戦を挟むなど、年に5試合ほど試合をしていた具志堅の時代とは、比べるのは難しいのですが……」(前出の森田氏)

 山中は試合後、「向かい合って、大したことない相手だと。自分は大丈夫だったけど、打たれすぎてセコンドを心配させてしまった」と話したが、王者が棒立ちでサンドバッグ状態となれば、陣営が止めるのも当然。強気な言葉とは裏腹に、敗戦直後は涙が止まらなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒