最速で世界王座…前途洋々の京口紘人を悩ます“不肖の兄”

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「浪速のジョー」直伝の左ボディーブローが何発も炸裂した。

 23日、IBFミニマム級の京口紘人(23)が、辰吉丈一郎に並ぶプロ8戦目で世界のベルトを奪取。デビュー1年3カ月で頂点に立つのは日本最速。

 京口自身も辰吉に憧れており、高校時代は大阪帝拳で直々に指導を受けた。辰吉に伝授された左ボディーもあって、この試合前までプロ7戦全勝6KOというハードパンチャーだ。

 この日の相手、王者のホセ・アルグメド(28)は、プロ24戦20勝12KO、一度もダウンを喫したことがないという強豪だったが、京口は9回にその王者から左フックでダウンを奪った。最後は両者フラフラになりながらも、パンチを繰り出す激戦。KOこそ逃したものの、3―0の文句のない判定勝利だった。

 テレビ局が「未来のスター」とあおるのもうなずける熱戦を演じた京口の唯一の懸念が、プロボクサーの兄、竜人の存在だ。かつては「辰吉2世」と呼ばれていたが、弟の試合を直前に控えた今月12日、飲酒運転で衝突事故を起こして逮捕。15年にも一般人を殴って重傷を負わせ、逮捕されている。

 パンチ力に加えて、辰吉を「ジョーちゃん」と呼ぶなど独特のキャラクターもあり、今後の飛躍が期待される京口。ロクデナシの兄に足を引っ張られることにならなきゃいいが……。

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