獲得へ大攻勢も…ハム大谷のドジャース入りが遠のく理由

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■「自力で実績をつくりたい」

 一方、札幌から東へ約8200キロほど離れた米ロサンゼルスでは、ドジャースの中軸打者のひとりで、19日現在、ナ・リーグ打率トップ(.344)のターナー三塁手(32)が大谷に秋波を送った。

 日本時間17日のNHKのインタビューで、今季途中加入したダルビッシュ(31)について、カーショウと並ぶエースになり得ると答えた後、「ユウ(ダルビッシュ)とケンタ(前田=29)に声を掛けてもらってオオタニが来れば、来季は先発投手の6割が日本人になるね」と言ったのだ。

 メジャーは通常、先発を5人で回す。ダルとマエケンに大谷が加われば、確かに先発の6割を日本人投手が占めることになる。

 そのダルは19日(日本時間20日)腰の張りで故障者リスト(DL)入り。「彼に無理をさせる理由はない」とはロバーツ監督だ。これまで中継ぎ降格のウワサの絶えなかったマエケンは20日(同21日)のタイガース戦に先発して12勝目を逃したものの、今回のダルの離脱も追い風となって、しばらく先発の座は安泰だ。

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