巨人菅野17勝目 “沢村賞&MVP”両取りなら年俸は坂本超えも

公開日: 更新日:

 この年の金子がそうだったように、チームがV逸したにもかかわらず沢村賞とMVPの同時受賞なら、めったにない快挙と言える。

■次期選手会長の有力候補

「昨オフは9勝ながら年俸は1億円アップ。今年は3月のWBCでも日本のエースとしてフル回転した。沢村賞、そしてチームが4位なのにMVPまで獲得したら、球団としては厳冬更改でも、エースの年俸は大幅に上げざるを得ない。今季の2億3000万円から、同じ侍ジャパンメンバーでWBCに出場したチームトップの主将・坂本の3億5000万円を超えて4億円以上にハネ上がるかもしれない」(球界関係者)

 現在、長野が務めている選手会長の次期有力候補でもある。投手では元エースの内海が10~13年の4年間務めた。このオフにも長野から禅譲される可能性があり、実現すれば、名実共に巨人の顔になる。

 3位DeNAとは1ゲーム差。残りは4試合だけに、クライマックスシリーズ(CS)圏内の3位入りへ、厳しい戦いが続くが、CSを逃しても、菅野には景気のいいオフが待っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは