巨人菅野17勝目 “沢村賞&MVP”両取りなら年俸は坂本超えも

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 前回に続く中5日の登板も危なげなかった。巨人菅野智之(27)が26日のヤクルト戦に先発。6回を98球2安打無失点で17勝目(5敗)を挙げた。「できれば、もうちょっと長い回を投げないといけなかった」と反省したが、これで自身5連勝。防御率はリーグ唯一の1点台となる1.59とぶっちぎりだ。

 6完投、4完封で投球回数は187回3分の1。投手部門のタイトルを総なめする勢いで、初の沢村賞をほぼ手中に収めている。

 さらに、ほとんどがリーグ優勝チームから選出されるMVP争いだ。広島の3番・丸が最有力候補だが、ここでも菅野が猛追しているらしい。さるテレビ局関係者がこう言う。

「普通ならリーグ5位の打率.309、安打数トップの丸で決まりだが、突出した数字ではない。1950年以降、セ・リーグで優勝チーム以外から選出されたのは、王さんの2回と60本塁打で記録を更新した2013年のバレンティンの計3回しかない。とはいえ、パは14年にチームが2位だったオリックスの金子が16勝5敗、防御率1.98と今の菅野と同じような成績で選ばれたケースがあります」

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