引退のボルト 国際陸連最優秀選手候補にエントリーされず
世界最速男が現役生活の最後に栄誉を逃した。
国際陸連(IAAF)は2日(日本時間3日)、今季の最優秀選手の男女候補各10人を発表。今年8月の世界選手権(ロンドン)を最後に引退した男子100メートル(9秒58)、200メートル(19秒19)の世界記録保持者であるウサイン・ボルトはエントリーされなかった。
リオ五輪後は故障からの回復が遅れ、世界選手権は100メートルで3位、400メートルリレー決勝では左足を痛めて途中棄権。現役最後のレースはメダルなしに終わった。
なお、最優秀選手はIAAF理事会、加盟協会の投票、ファンによるインターネット投票で決まり、11月24日に発表される。