ベテラン記者も懸念 森保新代表監督を待つ東京五輪の重圧

公開日: 更新日:

 2020年東京五輪男子サッカーの日本代表監督、森保一・前広島監督(49)の就任記者会見が30日、日本サッカー協会で行われた。 

 地味で真面目と評される森保監督。「全身全霊をもって向かう」など硬いコメントを連発。東京五輪本大会では「自国開催で期待されるのはメダル。獲得できるように頑張りたい」と話した。

「会見中に森保監督の頬が緩んだのは、同席した技術委員会・西野朗委員長が、96年アトランタ五輪に監督として出場した際の『本大会前にサッカー協会やJOCに(強化策など)たくさんの強い要望を出したことで奇人・変人扱いされた』と話した場面と、会見終了後にカメラマンから『笑顔をお願いします』とオーダーされた時くらい」(マスコミ関係者)

 もともとJ時代からカリスマ性とは無縁。知名度も低く、テレビ局などから「もっと華のある監督の方がよかった」という声も聞こえてくる。

「とにかく顔が売れていない。会見の様子をテレビのニュース番組で見た某サッカーファンが『ひな壇に似合わないスーツを着たオッサンが3人……誰なの? まったく分からなかった』とSNSでつぶやいて話題になった」(前出の関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動