ベテラン記者も懸念 森保新代表監督を待つ東京五輪の重圧

公開日: 更新日:

 広島監督時代の12~15年シーズンに3度のJリーグ優勝を経験した森保監督。実績は日本人指導者の中で抜きんでているが、これまで年代別代表チームを率いたことはない。年間のトレーニング日程などに限りのある代表チームの指揮官として「結果を残せるのか?」と不安視されている。

「02年W杯が日本で開催されましたが、代表監督を決めるのにサッカー協会には『日本人では強大なプレッシャーに耐えられない。監督は、負ければ自国に逃げ帰ってしまえばいい外国人指導者に任せる』というコンセンサスがあった」とサッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏が続ける。

「五輪好きの日本人の国民性からいって、本大会の1年前くらいから森保監督の一挙手一投足に注目が集まり、息苦しい生活を強いられます。さらには『これでメダルを逃すことになったら……』と将来の不安とも戦わないといけません。東京五輪1次リーグ敗退ともなると徹底的に叩かれ、当分の間、Jリーグも監督のオファーを出しづらくなるでしょう。森保監督は未体験のプレッシャーに耐えられるのか? 懸念されるところです」

 森保監督、大丈夫か?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終