年俸は歴代五輪監督の倍 森保ジャパン誕生のスッタモンダ

公開日: 更新日:

 2020年東京五輪の代表監督に今年7月までJ1広島で采配を振っていた森保一氏(49)の就任が決まった。

 森保監督は、12年から15年までの4シーズンでJ1を3回制覇。日本人指導者の中ではバツグンの成績を残している。

 昨季は6位。今季も退任時は17位と降格圏に低迷していたが、「戦力をやりくりしながら粘り強く戦うのが身上。性格は柔和で謙虚。選手からの信頼度も抜群で退任報告の際に涙ぐむ選手も多かった」(地元マスコミ関係者)と評価は上々。

 実際、J1のG大阪やFC東京から来季監督のオファーが年俸8000万円で届いたが、「森保監督は『母国開催の五輪監督というやり甲斐を大事にしたい』と断った」(前出の関係者)。ちなみに今回の五輪監督の年俸は4800万円。歴代五輪監督の年俸の「倍」だ。

「森保五輪監督誕生までに紆余曲折があり、サッカー協会が倍増した」と某放送関係者が続ける。

「まず最初に五輪監督候補として名前が挙がったのは、昨季までJ1川崎で指揮を執っていた風間八宏氏(55)です。シーズン途中に筑波大サッカー部で同期だった広島の球団社長に誘われ、五輪代表監督の話を断ったようです。もっとも風間氏は広島に行かず、J2に降格した名古屋の監督に就任。年俸は1億円と話すサッカー関係者もいます。その後はJ2湘南のソウ貴裁監督(48)にオファーしたようですが、五輪監督就任には至らなかった。こうしたスッタモンダの経緯もあったし、サッカー協会も誠意を見せて年俸倍増となった」

 森保監督は現在、欧州に自費で渡って指導者修業の真っ最中。本人不在中に五輪監督就任の発表は異例である――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮

  2. 2

    銃撃戦にデモの恐怖…それでも日本にとってメキシコ開催がラッキーなワケ

  3. 3

    森保ジャパンは三笘薫の穴を埋められるのか…〈なぜ吉田麻也?〉波紋広げた壮行試合で見えた課題と収穫

  4. 4

    ラモス瑠偉さん「自信を持って楽しめばW杯V狙える」伝説の司令塔が明かす森保監督の素顔と日本サッカーへの提言

  5. 5

    本田圭佑の“手術痕”は…気になる「バセドー病」の症状と術後

  1. 6

    自称“冷徹な男”森保一監督は故障の主将・遠藤航を切るのか、残すのか…タイムリミット迫る

  2. 7

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 8

    森保ジャパン練習初日からアクシデント MF遠藤航&DF瀬古歩夢が不参加で「ボランチ不足」のピンチ

  4. 9

    鈴木彩艶〈前編〉恩師が語る“根っからのレッズの子”の素顔と飛躍の原点(浦和ジュニアユース・ユース元監督・工藤輝央)

  5. 10

    鈴木彩艶〈後編〉LINEアイコンを代表から浦和に戻した…23歳守護神の謙虚さの礎(浦和ジュニアユース・ユース元監督・工藤輝央)

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 4

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  2. 7

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮