貴ノ岩と面会できるか 旭鷲山来日の裏に朝青龍との“暗闘”

公開日: 更新日:

「今回の来日直後、シュウから連絡があり『貴ノ岩の携帯電話に何度も電話しているけど出てくれない。なんとかならんか?』とSOSがありました。もしかしたら、モンゴルで貴ノ岩の実兄などから“被害”について聞いているのかもしれませんが、シュウと貴ノ岩の間に直接太いパイプがあるわけではない。テレビで語っている情報が“また聞き”だとしたら、後々、シュウが赤っ恥をかくことになりかねない。25日の面会も“アポなし訪問”になる恐れがあります」

 貴乃花親方が「彼が来るなら」と、元旭鷲山と貴ノ岩の面会を快諾したというのも怪しい。現役時代に“技のデパートモンゴル支店”と呼ばれた元旭鷲山と貴乃花親方は関係は確かに悪くはなかったが、かといって“仲間”と呼べるほど親しくもなかったという。

■朝青龍はツイッターで“口撃”連発

 だったらナゼ、元旭鷲山は突然来日したのか――。母国の後輩力士の関係を修復するために一肌脱いだと言われているが、どうやらこんな“政治的思惑”があるようだ。

「元横綱朝青龍への牽制でしょう。現役時代から2人は仲が悪く、モンゴル帰国後も政治家や実業家として互いに敵愾心を燃やしています。その朝青龍は日馬富士を擁護し、モンゴルの世論も横綱まで上り詰めた日馬富士に対して同情的です。“朝青龍有利”の状況にシュウはいてもたってもいられなくなり、頼まれたわけでもないのに貴ノ岩を支援しようと来日したのだと思います」(前出の相撲関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗