2018年も単身赴任か 松山英樹“日米頻繁往復”のデメリット

公開日: 更新日:

 松山英樹(25)は2017年の全米プロ直後、結婚と第1子の誕生を発表。7月に生まれた子どもは今後も、定期健診や予防接種を受けなければならない。家族3人水入らずで、拠点となるフロリダで米国生活を送るのは難しい。

 よって松山は18年も、妻子を日本に残して単身のツアー生活となるわけだが、初めての子どもは目に入れても痛くないほど可愛いもの。テレビ電話で顔を見たり、声を聞くことはできても、その手で抱き上げることはできない。

 昔から「子どもは3歳までに一生分の親孝行をする」といわれている。可愛い時期はあっという間。子ども会いたさに、試合の合間などに頻繁に帰国することになるだろう。

 あるツアー関係者が言う。

「米ツアーだけで20試合に出た昨季(17年)の日程を見ても分かるように、松山は試合に出ないオープンウイークがけっこうある。その間に帰国したり、練習しているが、今季は帰国を増やすために出場試合をもっと絞るのではないか。必ず出場するのは、4大メジャーに、世界ゴルフ選手権シリーズ4試合、プレーヤーズ選手権やA・パーマー招待といった高額賞金の大会などです。帰国が多くなれば、練習や調整時間を削ることになるし、体への負担も相当でしょう」

 ロスから成田や大阪までは直行便でも約10時間。フロリダのオーランドからなら約16時間もかかる。ファーストクラスでも長距離移動は腰への負担は大きくスイングへの影響は避けられない。メジャー優勝は厳しいか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    国内女子「中堅クラス」の不甲斐なさ…トップ5の4人が消えプロ1、2年生の時代がやってくる

  2. 2

    問題理事は軽い処分、小林浩美会長は無傷のバカらしさ…露呈した女子プロ協会の“身内びいき”と責任放棄

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    “下半身醜聞”で出遅れ川﨑春花も狙える「全英女子への道」…出場権獲得条件は3通り

  5. 5

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  1. 6

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  2. 7

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 8

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  4. 9

    松山英樹は衰えたのか、健在か…全米OP「世界で最もタフなモンスターコース」が試金石

  5. 10

    タイガー・ウッズの練習風景に度肝を抜かれつつも、頭の中はサインのことでいっぱいでした

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは