今季最高2位も7戦連続Vなし 高梨沙羅に秘策はあるのか?

公開日: 更新日:

 今は敵失を祈るしかない。女子ジャンプW杯個人第6戦が札幌で行われ、高梨沙羅(21)は90メートルと93メートルを飛び、合計231.4点で今季ベストの2位に入った。優勝は3連勝のマーレン・ルンビ(23=ノルウェー)で今季4勝目。95.5メートルと98.5メートル(251.6点)の大ジャンプで圧勝だった。

 高梨は「テークオフ(飛び出し)でのインパクトの伝え方が改めて課題になった。(3位の)カタリナ選手(21=ドイツ)の2本目は『力を出し切れていない』ということだったから運も良かった」と冷静に振り返ったが、これで昨季最終戦から7戦連続で優勝なし。W杯ジャンプ歴代単独最多の通算54勝目を目前に足踏み状態が続いている。

 その高梨について、スキー連盟の皆川賢太郎競技本部長(40)は、同日朝に放送されたTBS系情報番組「サンデーモーニング」の中で「秘策はある。本当は(W杯で)勝たせてあげたいけど段階を踏んで五輪に行く」と自信ありげに語っていた。

 ジャンプ関係者は「そのテレビは見ていませんが」と前置きして、高梨の現状をこう解説する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?