マギーも脱帽 巨人2年目右腕・谷岡がローテ候補に急浮上

公開日: 更新日:

 谷岡竜平(21)が22日、一軍沖縄・那覇キャンプでフリー打撃に登板した。

 阿部、ゲレーロ、マギー、坂本の4人の主力を相手に力のある球で押し込んだ。安打性の当たりゼロに抑えられた昨季打率リーグ2位のマギーは、「低めの直球が伸びていた」と脱帽である。

 東芝からドラフト3位で入団して2年目。大物食いが持ち味だ。

 成立学園高2年夏の東東京大会準々決勝で、現広島主砲の鈴木誠也(23)擁する二松学舎大付を撃破。そのままの勢いで甲子園初出場を手繰り寄せた。一方、球界を代表する打者となった今でも、敗れた鈴木にとっては憎き好敵手のようだ。昨季の試合前、谷岡に挨拶をされた鈴木はこう話していた。

「同じ東東京ですから。いい投手っすよ。ボクはあいつにとどめを刺されて結局1回も甲子園に行けなかったんですよね。あいつは2年で行った。特別な思いはあります」

 あるスカウトは「東芝時代の16年に急成長して3位の評価に浮上した。フォークで空振りが取れて、スライダーやカット系のボールでゴロを打たせられる即戦力の実戦派」としている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道