12打席ぶり安打も エンゼルス大谷の問題は打より投にアリ

公開日: 更新日:

■ベテラン右腕にバット折られ4タコ

 そもそも日本ハムの首脳陣は、大谷を投手以上に打者として高く評価していたという。ただでさえ投手は苦手なのに、いまだメジャー公認球にてこずって自分の力を発揮することができないうえ、4回目登板となる次回はメジャーでも指折りの強力打線が相手になる。

 大谷は11日(同12日)のレンジャーズ戦で12打席ぶりの安打を放ったものの、12日(同13日)のレッズ戦に「7番・DH」で出場し、4打数無安打。

 相手の先発右腕ベイリー(31)に対し、2打席連続の遊ゴロ。四回の第2打席はカウント2ストライクから内角寄りの直球にバットを折られ、ベテラン右腕を攻略しきれない。六回の第3打席は2番手左腕ギャレットの前に左飛。八回の最終打席はカウント1―2から見逃し三振に倒れた。この日は3打席目まで初球から積極的に打ちにいったが、快音は響かなかった。

 とはいえ、大谷の課題は打者より投手。エンゼルスは大谷を投手優先で考えているだけに、16日の登板は今後を占う上でも重要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも