二刀流の活躍に全米騒然 大谷の大型契約をメジャー通予想

公開日: 更新日:

 エンゼルスにマイナー契約で入団した大谷の今季年俸はメジャー最低保障の54万5000ドル(約5800万円)。エンゼルスは大谷を6年間、保有する権利を持っているため、年俸調停権を得る3年目が終了するまで、どれだけ活躍しても年俸は据え置きとなる。

■北米プロスポーツ史上最高額の可能性も

 もっとも、ここ数年は若手有望株と早々と長期契約を交わすケースが少なくない。実際、エンゼルスは19歳でメジャーデビューし、今や主砲に成長したトラウト外野手(26)と4年目(14年)の開幕前に6年1億4450万ドル(約155億円)で契約延長した。メジャー1年目のロンゴリア(現ジャイアンツ)と開幕直後に6年1800万ドル(約19億3000万円)の複数年契約を交わしたレイズのケースもある。

 投打ともメジャーレベルの実力を証明した大谷は大型契約を手にできるのか。

「早ければ、今季途中に契約延長する可能性もあります。エンゼルスは投手、野手とも将来の柱になり得る有望な若手が不足しており、大谷を中心としたチーム編成を進めるはずです。球団の年俸総額は毎年、上位10位以内に入っており、資金力は豊富。今季、大谷が故障せずに安定した働きを見せれば、史上最高額を手にするのも夢ではないと思います」(スポーツライター・友成那智氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗