優勝翌週に予選落ち…重永亜斗夢に欠けた“一流選手”の自覚

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 青木功JGTO会長は自著「勝負論」(新潮新書)のなかで、A・パーマー、J・ニクラス、G・プレーヤー、T・ワトソン、T・ウッズらを超一流選手と認めてこう指摘する。

〈彼らのすごい所は、何と言っても常に上位で戦っているということだ。優勝した翌週の試合で予選落ちするようじゃあ、しょせんは一流止まり〉

 もっともこれは米ツアープロを指しており、レベルがはるかに低い日本ツアーで優勝翌週に予選落ちでは一流どころか話にもならない。予選落ちの重永に青木はきつくお灸を据えるべきだ。

 ちなみに日本ツアーで初Vから連続優勝はS・バレステロス(77年)とJ・M・シン(06年)の2人で、日本人選手に該当者はいない。日本選手は1勝すると浮かれて勢いが持続しないのがよくわかる。

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