賞金ランク23位に イ・ボミの不振は“禁断の果実”のツケか

公開日: 更新日:

【サイバーエージェントレディス】

 長く不振が続くイ・ボミ(29)が久しぶりに上位に顔を出した。

 初日は5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と1打差3位タイの好発進だった。

 2015年、16年と2年連続賞金女王のボミは昨季から調子を落としている。17年は1勝だけで、賞金ランク23位に後退。

 今シーズンはさらにひどく、優勝どころかトップ10が1回もなく、2度も予選落ち。出場6試合とはいえ賞金ランクは59位。強かったころの勢いがまるで見られない。

「あれだけ強かったのだから本当は、何も変えてはいけなかった」と指摘する女子プロは多い。

 実は17年開幕前に「平均ストローク60台」の目標を掲げてから歯車が狂い始めたのだ。

 ボミは日本参戦2年目の12年から16年まで平均ストロークが71を超えたことがなかった。年々データは良くなり16年は70.0922(ランク1位)。そこで17年シーズンの目標に日本女子ツアー初の60台達成を掲げた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?