ベテラン2番手捕手と好相性 大谷3勝目で見えた収穫と課題

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 この回先頭の6番ハニガーに対し、直球が抜けるなど、荒れ始める。カウント1―1から直球を中前にはじき返されると、続くヒーリーには追い込みながらも甘く入ったスライダーを左翼スタンドに叩き込まれる2ランを許した。ズニーノをストレートの四球で歩かせたところで、1死も取れずにソーシア監督から交代を告げられた。球数が90近くに達してから投球が乱れ始めただけに、明らかにガス欠だった。

 大谷は先発した過去4戦のうち、4月8日のアスレチックス戦の7回が最長。球数は前回のアストロズ戦での98が最多だ。マスクをかぶったリベラは試合後、大谷の投球について「プラン通りのピッチングだった。球種もいろいろと使えた。開幕前は結果を残せなかったが、シーズンに入って良くなっている」と持ち上げた。

 初めて組んだ捕手でも自身の投球に徹する適応力の高さを証明したが、今後の大谷は試合中盤以降の投球内容を求められそうだ。

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