高卒新人新記録の日ハム清宮 他球団が球場外でも“丸裸”に

公開日: 更新日:

 高卒新人記録を塗り替えた。

 日本ハム清宮幸太郎(18)が6日のロッテ戦の第1打席で三塁内野安打を放ち、デビュー戦から5試合連続安打をマーク。99年赤田(西武)、15年浅間(日本ハム)が持っていた記録(4試合)を更新した。

 ボテボテの内野安打ではあったが、全力疾走でしぶとく安打をもぎ取った清宮は「集中してやれている。安打を打つことは難しい。安打らしい安打を打ち、次につなげたい」と前を向いた。

 デビュー戦から全試合で安打をマークする一方で、長打は2日の楽天戦で岸から放った二塁打のみ。計19打席で9三振と、モロさも露呈している。さるパ球団のスコアラーは「二軍戦のときから、分析は続いている」と、こう続けた。

「清宮はタイミングの取り方を変えるなどしているが、まだまだ内角球に反応しきれていない。内を意識しているうちは、外角中心でカウントを追い込む形をつくれればいい」

 ロッテの二軍関係者は「内角を打ちづらそうにしていた。いつ一軍に上がるか分からないので、今のうちから内角を意識させておくことも大事になってくる」と言っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性