高卒新人新記録の日ハム清宮 他球団が球場外でも“丸裸”に

公開日: 更新日:

■ライバル球団は熱心に“逆取材”

 情報収集は技術面に限らない。

 清宮が二軍戦に出場した4月のある日、ライバル球団の編成担当が旧知のマスコミ関係者を見つけると、「常に注目されて、プレッシャーを感じたりしている? チームメートとはうまくやってる? ちゃんと挨拶とかできる子なの?」などと、熱心に“逆取材”するシーンがあった。

 確かに、性格や人間関係の部分は、選手の資質を見極める上で大事な要素ではある。

 ただ、あくまで清宮は新人であり、一軍では何の実績もない選手だ。まずはお手並み拝見と力でねじ伏せてもいいところだが、グラウンド外まで調べるということは、それだけ清宮を警戒している証しだろう。実際に前出の編成担当は「これだけ注目度が高い清宮が打つと、チームを勢いづかせてしまう」と話す。

 今後、一軍で試合に出続ければ、ますます研究される。警戒網をかいくぐりながら、どこまで結果を残せるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"