高卒新人新記録の日ハム清宮 他球団が球場外でも“丸裸”に

公開日: 更新日:

■ライバル球団は熱心に“逆取材”

 情報収集は技術面に限らない。

 清宮が二軍戦に出場した4月のある日、ライバル球団の編成担当が旧知のマスコミ関係者を見つけると、「常に注目されて、プレッシャーを感じたりしている? チームメートとはうまくやってる? ちゃんと挨拶とかできる子なの?」などと、熱心に“逆取材”するシーンがあった。

 確かに、性格や人間関係の部分は、選手の資質を見極める上で大事な要素ではある。

 ただ、あくまで清宮は新人であり、一軍では何の実績もない選手だ。まずはお手並み拝見と力でねじ伏せてもいいところだが、グラウンド外まで調べるということは、それだけ清宮を警戒している証しだろう。実際に前出の編成担当は「これだけ注目度が高い清宮が打つと、チームを勢いづかせてしまう」と話す。

 今後、一軍で試合に出続ければ、ますます研究される。警戒網をかいくぐりながら、どこまで結果を残せるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束