鈴木愛まさかの申ジエにV奪われ 大誤算の原因を評論家解説

公開日: 更新日:

 ところが、だ。直後の17番パー5で申が2オンに成功してイーグルを奪って逆転し、1打差のまま優勝をさらっていった。

ゴルフは人との戦いではなく、コースとの戦いだとわかっていても、目の前でプレーしていればそうはいかない。鈴木はイだけを見てゴルフをしていた。テンポが速くなってきたイのスイングを見れば、逆転のチャンスだとわかり、追いついてトップに立ったところまでは見事だった。ところが上がり3ホールはドライバーがフェアウエーにいかなくなった。鈴木の17番は右ラフからの2打目がグリーンに届く距離ならまだしも、ウッドを持って反対側の左ラフに曲げた。あれが勝負を決めた。本来ならフェアウエーに出して、3打目に勝負をかけるべきだった」(評論家の菅野徳雄氏)

 ノーマークだった申にひっくり返され、「私に(勝利の)流れが来ているなと思ったのに、まさかあんなに近いイーグルパットだとは思わなかった」と悔しがったが後の祭りだ。

 実は最終組にプレーペースが遅いと競技委員から警告が出ていた。申のスロープレーはツアーでも有名で、「走らされるとは思っていなかったし、(警告には)優勝争いをしていて気持ちよくプレーできない。もうちょっと落ち着いてやりたかった」と鈴木はホールアウト後に愚痴った。「(警告は)負担にならなかった」と言うしたたかな申を警戒していなかったのも、どんでん返しを食らった原因といえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る