【野手1】ア・リーグ屈指のスラッガーと俊足有望株

公開日: 更新日:

アーロン・ジャッジ(ヤンキーズ・26歳)

 スター街道を邁進しているメジャーを代表するスラッガーだ。

 若返りを図るチームの方針から、16年にメジャーデビューした「ベビー・ボンバーズ」のひとり。右翼のレギュラーに定着した昨季は史上初の本塁打王(52)と新人王を同時受賞した。52本塁打は新人としての最多記録だった。

 飛距離が160メートル近い特大弾が売りのパワーヒッターは、意外にも筋トレより体のケアに時間を割いている。体幹強化と柔軟性を身に付ける目的で、日頃からヨガやピラティスに取り組む。

 身長201センチ、体重128キロと体格に恵まれていることもあり、「強化するよりも、パワーの生かし方や疲労回復を重視している」(本人)そうだ。

 昨季は球宴後に左肩の違和感を訴え、オフに遊離軟骨を除去する関節鏡視下手術を受けた。その後はリハビリを兼ねて肉体改造。クリスマス休暇を返上して、ロサンゼルスのトレーニング施設で8週間にわたるキャンプを行った。

 今季も故障さえなければ、本塁打を量産して同僚の田中を助けそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」