【投手1】ア・リーグ同地区で対決する2人の“曲者左腕”

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ショーン・マナイア(26歳・アスレチックス)

 今季初のノーヒッターだ。

 4月21日のレッドソックス戦で2四球を許しながらも10奪三振。大谷が2回でKOされて初黒星を喫した強力打線を相手に凡打の山を築いた。

 インディアナ州出身で、13年のドラフト1巡目でロイヤルズに入団。15年7月にアスレチックスに移籍し、翌16年にメジャーデビューした。将来のエース候補として嘱望され、16年はローテに定着して7勝(9敗)をマーク。飛躍が期待された昨季は初の2ケタ勝利(12勝)を挙げた。

 発達障害の一種のADHD(注意欠陥多動性障害)を患っており、シーズン中も治療薬を欠かさない。昨季は薬の副作用で食欲が落ち、ベスト体重である111キロから11キロも減少。球威まで落ちて、シーズン中に不振に陥った。今季は専門医が処方した副作用のない治療薬を服用しているそうで、レッドソックス戦では最後まで集中力を切らさずに大仕事をやってのけた。

【連載】大谷の難敵 ケタ違いの実力と素顔

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